2017年07月29日
解放軍以外のアレコレ①~武警編~
前回からのタオバオお買い物大作戦は一旦置いておいて(あれ以上は個人情報モリモリで画像処理が大変なのです、と言い訳しつつ)、
今回は解放軍以外の武装組織、武装警察に関するいくつかのアイテムを入手したので紹介したいと思います。
まずは武装警察の迷彩服から。
武警は迷彩服の柄、種類ともに解放軍のそれと比べて多く、様々なバリエーションが存在します。
これはその中でも07武警夏迷彩ないし15式迷彩服と呼ばれるものです(が、この呼び方は公式では無いかもしれません…?)
2017年7月においていわゆる""現用""と言われる武警迷彩服は16式迷彩服と呼ばれるものであり、写真の15式との違いは上衣4ポケ、胸章および臂章ベルクロの違いだそうです。(以上現地セラー情報)
(ちょっと雑な写真ですみません)
階級章と胸章のアップ。緑強めの武警迷彩に赤の階級章は映えます…階級は列兵。
次の16式では胸章も変わります。
背中が蛇腹(?)状になっているのが武警迷彩服一番の特徴と言ってもよいかもしれません。
自分は所持していないのですが武警特戦の迷彩服も同様な裁断となっております。
「中国武警」の臂章。この臂章と階級章の場所(肩か襟か)が07式前後の武警迷彩服を見分ける一つの手がかりとなります。
この部分は16式ではベルクロ式に変更されています。
もう一点は作戦靴。07A作戦靴と呼ばれるものです。
解放軍の07作戦靴と比べ内部クッションが厚く全体のサイズ感も微妙に違うのでマイナーチェンジというかは別モデルといった感じです。
ただ購入してから気づいたのですが、実際の武警では思ったより07Aの使用例は多くなく、07武警(PLA刻印かCAPF刻印かの違いのみ?)作戦靴の方がどうもポピュラーみたいなんですね………武警はどうにも難しい
今回はこんなところでしょうか。公安や特戦にも手を出していきたいなぁとは思いつつも、気づけば87迷彩一式(これもその内紹介します)を購入していたりと相変わらず迷走しておりますが、今後も生暖かく見守っていただければと思います。
2017年01月24日
07式通用(林地)迷彩服
初回は迷彩服です。
今回紹介する迷彩服の柄は07式林地迷彩(通用迷彩)と呼ばれ、主に解放軍陸軍を中心として着用されています。
解放軍系情報サイト中国軍網(*1)によると、2007年8月1日(建軍記念日ですね)に従来の物から置換されたとありますが、
その2か月前、6月の香港返還祝賀記念式典にて既に着用が確認されています。(*2)
迷彩自体は薄めの灰、緑、黄土色の3色のデジタル迷彩であり、裁断は胴体4ポケット+両上腕ポケット+ズボン2ポケットという形になっています。
今回紹介する迷彩服の柄は07式林地迷彩(通用迷彩)と呼ばれ、主に解放軍陸軍を中心として着用されています。
解放軍系情報サイト中国軍網(*1)によると、2007年8月1日(建軍記念日ですね)に従来の物から置換されたとありますが、
その2か月前、6月の香港返還祝賀記念式典にて既に着用が確認されています。(*2)
迷彩自体は薄めの灰、緑、黄土色の3色のデジタル迷彩であり、裁断は胴体4ポケット+両上腕ポケット+ズボン2ポケットという形になっています。
上衣
裏地 腰元のサイズを調整する紐があり、ある程度のウエストサイズ調整ができます。
布地そのものは薄い印象です。
襟元と徽章類のアップ 15式陸軍胸章および陸軍章、階級章は列兵(諸外国での二等兵相当)です。
徽章類の取付はベルクロとループを用いて取り付けられます。
ズボン+ベルト 撮り方が今一つなのはご勘弁を...
ベルトには解放軍軍徽のレリーフがあります。
裾はベルクロで絞れるようになっており、作戦靴を始めとしたブーツを履く時に重宝します。
実際に着た感想としては、一番には生地が薄いなという印象ですね。通年着るにはちょっと厳しいのでは?とも思ってしまいますが
寒冷期/地域には別途荒漠迷彩服や防寒具も有るわけで、ここら辺は適材適所という感じなのでしょうか。
それ以外では特段動きにくいということも無く、良い出来のものであると思います。
また、迷彩服についてはレプリカと実物の違い、徽章類の違いなども後々書ければと思っています。
(もっとも徽章類は一筋縄では行きそうにありませんけどね..)
それでは次回もよろしくお願いいたします。
(*1)http://www.81.cn/jfdg/2014-10/05/content_6272086.htm(2017/1/14確認)
(*2)http://web.archive.org/web/20110901175326/http://www.fyjs.cn/viewarticle.php?id=100631(2017/1/14確認 アーカイブにつきご了承ください)